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1789年、コロンビア 8エスクード金貨の謎

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日本でも人気の高い8エスクード金貨、実は1789年だけはちょっとした謎が隠されています。

通常、描かれる人物はその時の国王や女王ですが、この1年だけは異なります。

 

1789年のみ、先代国王が描かれている金貨が存在します。

 

コロンビアの場合は男性なので国王が描かれますが、1789年の国王はカルロス4世です。

ですが、描かれているのは先代の1788年まで国王だったカロル3世です。

NGCのラベルにもわざわざ"CAROL III"と追記されているほどなので、普通ではないというのは間違いないです。

 

この理由について調べてみましたが見つからず、はっきりした原因は不明です。

ですが、色々と調べているうちに1つの可能性がでてきました。

 

カロル3世が亡くなったのは1788年12月14日だったため、既に1789年の金貨が製造されていた可能性があります。

1789年物だからといって1789年に製造開始ということは考えられないので、事前に作るはずです。

 

実際、最近発行されるモダンコインも12月頃には来年の年号のものが購入出来ることが多いです。

 

既に発行済であとは流通させるだけ、という段階でカロル3世が亡くなってしまったのであればカロル3世が描かれているのもおかしくない話です。

今年亡くなることを前提に来年の国王のデザインで発行する、というのはないでしょうし本当に稀なケースだと思います。

 

実際、カロル4世のものでもその下に「III」が隠れているものもあります。

ちょっと強引ですが、新しく作り直さずにカロル3世のものを流用したのではないか?と考えられます。

 

あくまで仮説ではありますが、これ以外に理由が考えられないので可能性は高いです。

他のコインではこういったことがないため、本来は作り変えるとかして流出してはいけないコインだったのかもしれません。

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