1885年のモルガン銀貨 PR67 CAMEOの魅力

1885年のモルガン銀貨 PR67 CAMEOの魅力

何故か日本では人気度が低いアンティークコイン、モルガン銀貨の紹介です。

今回は1885年発行、PCGS鑑定でPR67 CAMEOの高グレードの1枚です。

 

 

独特の色合い

大体の銀貨は同じ色合いで同じ見た目をしています。

当時は貨幣だったので、当たり前といえば当たり前です。

しかし、年数が経つことで劣化したり色が変わるものがでてきます。

 

その度合は1枚1枚違いますが、その中でもたまにものすごく綺麗になるものがあります。

当時の綺麗さを保っているのではなく、独自の変化を遂げたものです。

通常は銀色又は白っぽい感じですが、この1枚は全体的に茶色のような色合いをしています。

ただ茶色いだけではなく、元々がプルーフなので綺麗な色合いに変化しています。

 

そしてコインそのものの状態も良くほとんど傷がないのも特徴です。

元からこんな感じだったのか?と思ってしまいそうですがこの1枚が特別なのです。

 

 

色が変化する理由

モルガン銀貨は90%が銀で出来ており、銀は酸素に触れ続けると色が変わります。

正確には硫化銀と呼ばれるものが表面に出来て、このような見た目になります。

最終的には黒色になりますが、その過程で茶色っぽくなります。

しかし、通常は黒ずんだ10円玉みたいに黒茶色みたいな色になることが多いです。

稀にきれいな茶色になることがあり、今回の1枚がその例です。

 

色の変化の仕方は1枚1枚異なっており、置いてある場所や環境によって左右されます。

全く色が変化しないこともあれば、デザインがわからないほど真っ黒になることもあります。

色が変わっても傷がつくわけではないので綺麗なまま色が変わります。

 

途中で酸素に触れない状況になったり、密封することで色の変化は止まります。

そのままにしておくとだんだん黒くなっていき、よくある錆びた状態にもなりかねません。

そうなる前に鑑定依頼に出されて、綺麗なまま保存されたということです。

 

 

この1枚の希少価値は?

見た目の綺麗さにかかわらず、1885年、フィラデルフィアのプルーフは希少価値が高いです。

発行枚数は僅か930枚、状態が良ければそれだけでも充分な価値があります。

そこに加えてこの見た目の美しさが加わり、特別な1枚になりました。

 

PCGS鑑定でPR67 CAMEOはかなり高グレードで、100年以上前のコインであれば67がほぼ上限と言われています。

同じPR67 CAMEOであったとしても見た目が異なります。

白いのもあれば、虹色になっているものもあったりします。

1枚1枚違うので、このあたりは個人の趣味で選ぶことになります。

 

この銀貨の現在の販売価格は500万円です。

 

アンティークコインの価格は常に一定ではなく、ある日突然価格が変わることもあります。

時価ではありませんが、変わるタイミングは読みにくいものです。

 

こちらのコインについてご購入・ご相談は随時受け付けております。

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