明治45年(1912年)発行 日本の20圓金貨(20円金貨)について

明治45年に発行された日本の20円金貨についてです。

 

 

このコインについて

明治45年発行、当時の日本金貨の最高額面である20圓(20円)金貨です。

発行枚数は1,272,450枚ですが、鑑定済みのものは少なく各グレード10枚未満が殆どです。

PCGS鑑定の最高グレードはMS65で、1枚しかないほど貴重です。

 

明治時代最後の20円金貨でもあり、明治30年にデザインが一新されてから明治時代としては最後の年です。

全体としては特別発行枚数が多いわけでもなく、少ないわけでもなく、非常に平均的です。

日本の20円金貨が欲しい、という場合には最も狙いやすい年代でもあります。

 

また、1912年は明治45年でもあり大正元年でもある年で大正元年と書かれた20円金貨も存在します。

 

 

時代背景・出来事など

明治45年(1912年)は明治最後の年であり、大正始まりの年でもあります。

1月1日~7月30日までが明治45年、7月30日~12月31日が大正元年とされています。

そのため、大正元年は半年未満と非常に短いことになります。

 

今から100年以上前ではありますが、様々な事件・イベントが起きた年でもあります。

有名なのは1912年4月15日、タイタニック号沈没です。

最初の航海から僅か5日で沈没、20世紀最大の海難事故とも言われており映画も有名です。

あのタイタニック号沈没事件が、この明治45年です。

 

また、今では大阪のシンボルでもある通天閣が最初に完成したのもこの年です。

初代通天閣とも呼ばれています。

後に火災の影響で脚部の強度不足となり解体され、新しく作り直したこともあり「初代」とされています。

 

他にも夏目漱石の作品が連載開始になったり、日本初のタクシー会社が営業開始したりと大きな動きのあった年になっています。

 

コインの現在の価値

現在、明治45年発行の20円金貨は美品で16万~17万円、極美品で20万~22万円程度で取引されています。

未使用品になると更に高くなり、状態が良ければ30万円を超えることもあります。

20円金貨の価値として考えると高すぎることもなく、程よい手頃価格の1枚とも言えます。

 

ただし鑑定済みが非常に少ないこと、発行枚数の割にあまり市場で見ることがないことを考えると現存は少なめと思われます。

日本金貨はまだまだ未鑑定品で多く存在していますが、未鑑定品ですらあまり見ることがありません。

特別高くないとは言え、取引数が多いわけではないので貴重であることに変わりありません。

 

10年ほど前と比べると少しではありますが、値段が上がっている傾向もあります。

一気に上るのではなく緩やかなので、安定さもあります。

明治40年~42年は発行枚数が少なくレア物と言われており、さすがに劣りますが他の年代と比べると価値は少し高めです。

 

 

今後の相場予想

今後は爆発的に上がることはないにせよ、極端に下がることもないので非常に安定すると予想しています。

むしろ緩やかに今後も上昇する可能性が高く、長年持ち続ければそれを実感出来るのではないかと思います。

 

金利がほぼ無いに等しい時代に突入した今、30万円程度であれば現金で持っておくよりも将来性は高いと言えます。

何より100年以上前に発行されたものですので、現物を見れるというのも貴重な体験になります。

過去のオークションデータでは、年1~2枚程度しか出てきていない状態です。

 

全くオークションに顔を出さない、というわけではないので存在は認知されています。

価格面・希少価値・今後の事を考えてもオススメの1枚です。

特にまだ日本金貨を持っていない、という方にはまだお手頃価格で手に入る1枚だと思います。

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