アンティークコイン投資とは?

今回は一昔前に本も出たりして一気に認知度が上がった、アンティークコイン投資についてです。

アンティークコインとは何か?といった基本からご紹介します。

 

 

アンティークコイン投資とは?

アンティークコイン投資はいわゆる「造語」みたいなものであり、国が管理していたりするようなものではありません。

株式投資や不動産投資、金投資のようなものとはまた違います。

 

地金型金貨を買って投資する方法であれば、金投資にかなり近いですがアンティークコインではないのでここでは除外しています。

地金型金貨とはなにか、その辺りが気になる方は安心資産!地金型金貨とは?をご覧ください。

 

アンティークコイン投資は一言で言えば「アンティークコインを安く買って高く売る」という方法になります。

なので言い方を変えればアンティークコイン以外でも同じような方法はたくさんあるかと思います。

腕時計だったりお酒だったり車だったりと、「ヴィンテージ○○投資」として既に広まっているのもあります。

 

これらも基本は「安く買って高く売る」です。

高く買って安く売る、というのは投資とは言わず、使っていたものが不要になったので売った、というだけです。

投資なので「買ったときよりプラスになること」を考えなければなりません。

 

そうは言っても簡単なら皆が既にやってますし、簡単に成功するなら今までの認知度の低さの説明がつきません。

今回はアンティークコイン投資の基本からどうすればいいのか、について解説します。

 

 

 

アンティークコイン投資の基本

アンティークコインとは?

アンティークコインとは一言で言えば「昔のお金」です。

どの程度昔なのか、という定義は実は決まっていませんが、一般的にはアンティーク=100年以上前とされています。

しっかりとした定義ではないのでアンティークの定義は人それぞれ違うのがポイントです。

 

当店での基準も100年以上前に作られたものがアンティーク品です。

もう少し幅を広げて考えるならば、投資期間を10年とした場合、売るのが10年後なので現段階で90年まではアンティーク、と考える人もいます。

実際に手放すときは10年後で、そのときは作られてから100年経っているのでアンティーク品の仲間入りをしています。

 

なのでアンティークコインの定義は人によってバラバラですが、少なくとも「自分が生まれた時より前のもの」であることが多いです。

また、アンティークコインの中にアンティークのメダルも含まれています。

 

メダルはお金ではなくイベントの記念品だったりするので、国が作ったものではなく個人が作ったものだったりすることもあります。

中には国や団体から正式に依頼を受けて作られる場合もあります。

これらはアンティークメダルと呼ばずに、一括りでアンティークコインとされています。

 

 

アンティークコイン投資がおすすめな理由

アンティークコイン投資をおすすめする理由は、その価値が下がりにくいことにあります。

アンティークコインは今になって追加発行が出来ないので、数に限りがあります。

今から作ったとすれば、それは「復刻版」として扱われるのでアンティークコインではありません。

 

それに100年以上経っているにも関わらず状態が良いまま残っているのは、非常に凄いことです。

稀に博物館で展示されていてもおかしくないレベルだったり、学者たちが研究のために欲しがっている物もあります。

実際に博物館で展示されているものと、同じものが出品されることだってあります。

 

それだけの価値がありながらも、大きさは大きくても直径4cm程度、重さ50gあるかどうかです。

鑑定済みでも胸ポケットに入るサイズで重さも100gいかないものが殆どです。

更に特別なメンテナンスも不要、無くさないように注意することが一番重要です。

 

そして今の所はアンティークコインに関する特別な税金はありません。

不動産を持っていたら固定資産税、自動車があれば自動車税がありますがアンティークコインは何もありません。

 

あるのは売買した時に儲けが出たら、その金額に対してかかる税金です。

これに関しては車だろうと何だろうと関係なくかかってくる税金なので、いわば「共通の税金」です。

 

つまり、アンティークコインは「小さい・軽い・メンテナンス不要・特別な税金なし」といった理想的な条件を満たしています。

保管場所も取らないので「維持費」も不要です。

 

買って無くさないように保管して、売り時が来たら売る、これだけのことです。

この売り時が市場の流れやそのコインによって変わってくるので、最初のコイン選びがかなり重要です。

ですが、買ってしまえばあとは寝かせておくだけでいいので他の投資と比べるとかなり楽です。

 

ただし、アンティークコイン投資はどちらかと言えば「資産防衛」なので、「攻め」で考えるとかなり弱いです。

アンティークコイン投資でお金持ちになる、というよりも今後のことを考えて「守る」ために投資する考え方になります。

 

 

アンティークコイン投資の流れを知る

アンティークコインの基本がわかったところで、どうやってアンティークコイン投資を始めればいいのか、についてですがまずは流れを知ることが大事です。

買い方だけを知っても、配当金や家賃がもらえるようなものではないので最後を知っておくことが大事です。

最初と最後を知っておかないと、アンティークコイン投資はうまくいきません。

 

アンティークコイン投資の基本的な流れですが、理想的な流れは下記のようになります。

 

1.アンティークコインを買う(例:購入金額 50万円)

2.アンティークコインを売る時期まで待つ(例:3年後など 1.で購入したコインや市場に動きによって変動)

3.待っている間に売る方法を考える(オークション出品・業者へ委託するなど)

4.時が来たら売る(例:売却価格80万円)

 

上記の場合、諸々の手数料などがかかるかと思いますが単純計算で30万円の儲けが出た結果になります。

かなり理想的な流れではありますが、実際に違うのは2.の待っている期間や売却したときの価格や儲けの金額です。

これは1.で購入したコインにもよりますし、売る場所やタイミングなど様々な条件があります。

 

とは言いながらも、基本的な流れとしては先程の4ステップで完結します。

どれが重要か、と言われると全部としか言いようがないです。

 

 

アンティークコインの買い方

流れを理解したところで、始めるならまずはアンティークコインを手に入れるところからスタートです。

アンティークコインがないのにアンティークコイン投資は始まりません。

まずは1枚でもいいので、アンティークコインを手に入れることです。

 

買い方としては方法がいくつかあります。

日本国内であれば業者から買う方法や、オークションに参加して買う方法、即売会に参加して買う等があります。

最も理想的な買い方としては、初心者向けではなく超上級者向けですが「ディーラーとの直接取引」です。

 

これはお店の場合だと、お店が仕入れた時に市場に流す前に「個人的に」連絡をもらって買う方法です。

お互い、それなりの信用度がないと出来ない技ですが、本当の激レアコインはこういった方法で手に入れるのが一般的です。

ただし、その連絡をもらうためにはそのお店の「上顧客」となるしかないので道は長いです。

 

それを抜きにして一般的に「安く」買う方法としては、間違いなくオークションです。

オークションは相当なレア物は予想できないところまでいきますが、そこそこのレベルであればある程度は予想できます。

そしてお店で買うよりも安いパターンが多いので、オークションでの購入が一番安く買えることが多いです。

 

ただし、オークションの場合は「落札」することが条件ですので、例え1円でも高値を提示した人がいれば負けます。

常時開催しているわけでもなくタイミングもあるので、手に入る保証がないのがオークションです。

確実性を求めるならお店で買うのが確実ですし、大体は売れるまで常時販売しているのでチャンスもあります。

 

アンティークコイン投資でうまくやっていくためには、このオークションとお店で買う方法を使い分けることが大事です。

どちらか一方だけ、となってしまうとチャンスを逃すことになります。

 

一方で、海外から自分で輸入する方法もあります。

これはある程度英語ができること、海外輸入が出来ることが最低条件になります。

何かあったときにも全部自己責任で対応しなければならないので、業者を仲介する人が多いです。

 

自分で輸入して業者を仲介させない場合は、業者の仲介手数料が発生しないので日本国内で買うよりも安い場合が多いです。

ただし日本ではないので日本の常識が通用しない、日本語も通じないのが基本です。

相手に日本に発送してくれるのか、確認する作業も場合によっては必要です。

 

そのかわり、それが出来るようになると購入先が一気に広がります。

大体は英語で書かれているので、英語が出来ると海外のオークションにインターネット参加したり出来ます。

現地へいく必要がない時代ですので、日本からインターネット経由で入札・落札も可能です。

 

激レアコインを手に入れたい、しかも安く手に入れたい、という場合は海外輸入は必須です。

日本の業者が代行するサービスもありますが、手数料がかかるので安く手に入れる、という面では微妙です。

 

 

 

アンティークコインの保管方法

アンティークコインを買った後は、売るまでずっと保管しておくことになります。

アンティークコインの保管に関しては、特別気を使うことがないので他と比べるとかなり楽です。

 

ワインのように湿度・温度管理も特別気にする必要はありません。

人が生活していく上で特に問題ない、快適だと感じるレベルであれば外にむき出しの状態で放置しない限りは大丈夫です。

特に鑑定済みの場合はスラブケースに傷をつけたり、紛失したりしないようにする程度です。

 

中には金庫を借りてそこへ預ける人もいるようですが、個人的にはオススメしておりません。

アンティークコインは一つの「美術品」でもあるので、それを眺めることが出来ない上に取り出しも簡単ではない場所に保管するのはもったいないと思っています。

それにアンティークコインはその大きさから持ち運びが簡単というメリットがありますが、それを活かせないのもあります。

 

アンティークコイン投資は元々海外で流行していたもので、特に移動が多い所では人気でした。

極端な話、海外だと何かと戦争とかで逃げるしかない場面に遭遇する人達もいるので、そういった人達が逃げる時に持っていくものの1つでもあります。

アンティークコインは世界中で取引できる場所があるので、逃げた先で現金化すれば、当面の間は何とかなります。

 

日本の場合だと地震が他国と比べて圧倒的に多いですし、地震がいつくるのかはわかりません。

万が一、今いる場所から離れなければならないとなった場合に持っていくことが出来ます。

鑑定済みだとしても1枚あたり100g未満です。胸ポケットに入る大きさなので場所も取らず重さも気にならないので、持ち運びにすごく便利です。

 

もしこれを自分の身近ではない場所に保管してしまうと、そういった時に取り出せない、回収できないということになります。

保管しておきたい気持ちもわからなくはないですが、万が一の時を考えた保管方法を考える必要があります。

 

 

人気の出るアンティークコインとは?

どういったアンティークコインを買うのがいいのか、ですが将来的に価値が上がるものを買うべきです。

特にアンティークコイン投資をする場合は必須条件であり、逆に横ばいか上がらないだろうと思うものを買う理由がありません。

趣味で買うのであればそれでもいいですが、投資目的で買うのであれば将来に期待しての投資なのでしっかり見ることが大事です。

 

では人気の出るアンティークコインとはなにか、と言えば「誰もが欲しいと思えるもの」です。

 

・デザインが美しい

・状態が非常に良い

・小さすぎず、大きすぎない程よい大きさ

・発行枚数又は現存枚数が少なく手に入らない

 

といった条件を満たしているコインが将来的に価値があがることが多いです。

アンティークコインの価値が上がっていくのは時間がかかるものですので、今は人気がなくてもずっと持っておくことも大切です。

 

株でもそうですが、上がってから買うのではなく上る前に買うのが基本と言われています。

上がってから飛びついても遅いですし、既に上がりきっている段階で買ってもそれ以上上がらない可能性もあれば、下がる可能性だってあります。

アンティークコインも、そうなる前から目をつけて手に入れておくというのが基本になります。

 

ただし、中には発行枚数・現存枚数もそれなりにあったり、上記条件を全然満たしていないのに価格だけ暴騰しているコインも存在します。

大体は誰か(又は業者)が何かしらの方法でそのコインの知名度を上げた場合にそうなることがあります。

そのままキープするのは難しいですが、何かの弾みでそれがキープされることがありその価格のまま安定することもあります。

それを見抜く能力も重要です。

 

 

アンティークコインの売り方

次はアンティークコインの売り方ですが、売り方は様々でとても重要かつ最後の工程です。

アンティークコインは売って現金化することで、それを手放すことになります。

つまり売って手放したらそのコインの投資はそこで終わりになります。

 

とても重要な最後のステップですが、大きく分けて2つの方法があります。

1つは業者へ委託(又は買い取り)する方法、もう1つはオークションで販売する方法です。

 

業者へ委託する方法は、業者に全部丸投げして自分の代わりに販売してもらう方法です。

一般的には「委託販売」や「販売代行」と言われており、大体は手数料として売値の10%が販売手数料として差し引かれます。

売れなければ手数料は取らないところが多いです。

 

販売価格は業者側が決める場合と、依頼主が決めれる場合があります。

大体はお互いが金額を提示してすり合わせていく、という感じになります。

 

依頼すれば確実に売れる、というわけではないので1年以上ずっと売れ残る可能性もあります。

その場合は価格を下げるとか、別の業者へ依頼してみるなどの対策が必要です。

 

もしくはとにかく早く現金化したい、今すぐ手放したい、という場合は買い取りがあります。

買い取りの場合は即金がほとんどなので、すぐに現金化出来ます。

ただし買取価格は業者によってまちまちですし、委託販売やオークショに出すよりも安値が提示されるケースが殆です。

 

お金に相当困っているという場合でもない限りは、買い取りはアンティークコイン投資をする上ではお勧めできない方法です。

そうなる前に早めに売却に向けての準備・行動を起こすことです。

 

もう1つの方法のオークションでの販売ですが、最近ですとフリマアプリのほうが多いかもしれません。

自分でそういったところで出品して販売する方法なので、かなり自由度は高いです。

ただし説明文から写真撮影まで全部自分でしなくてはならないので、手間はそれなりにかかります。

 

手数料はそのオークション次第なのと、出品手数料が取られる場合もあるのでよく確認してから出品することが大事です。

 

 

アンティークコインの売り時はいつか?

アンティークコインの買い方から売り方、一連の流れはこれでイメージできたかと思います。

次に大事なのは「いつ売るのか?」です。

アンティークコインは季節物でもなければ食料品でもなければ使用期限があるものでもないので、焦る必要はありません。

 

逆を言えば「この時期なら高く売れる」といった時期がありません。

洋服なら春物・夏物など季節によって売れるものが変わってきますが、アンティークコインはそれがありません。

むしろ、持っている「コインが何か」によって変わってきます。

 

例えば映画やドラマなどで、その時代のものや地代に関するものに注目が集まっている時などは注目されやすいです。

そうなると自然と見る人が増えてくるので、売れる可能性も上がります。

その時にそれをチャンスだと思って売りに出すか、売りに出さないかはコインの所有者の自由です。

 

もしくは自分でブロクなどで発信していく方法もあります。

自分から発信して興味を持つ人達を増やしていって、売れるように仕向けていく方法です。

かなりの労力が必要になりますが、自分次第でどうにでもなるので他と比べるとチャンスは大きいです。

 

その反面、売り時がある程度自分で読めるようになるのでタイミングを逃しにくくなります。

労力に加えてそれなりの運も必要になってきますが、それだけの価値はあります。

 

 

最後に

アンティークコイン投資はアンティークコインを買って売るというだけの、すごくシンプルな方法です。

投資という言葉が適切かどうか、という点はありますが利益を出すという点では商売に近い気がします。

 

正直なところ、呼び方はどうでもいいことです。

問題はその中身であり、アンティークコイン投資をするのであればアンティークコインが関わっていることだけは確定です。

当たり前なことですが、アンティークコイン投資をするならアンティークコインを買うことです。

 

この当たり前が出来ないからこそ失敗する人もたくさんいます。

アンティークコイン投資は特別難しいものでもなく、むしろ買ったら寝かせておくだけなので非常に簡単です。

ちゃんとした知識があって選択を間違えなければ、片手間でも余裕で可能です。

 

 

当店では趣味としてのアンティークコイン以外にも、将来期待できそうなアンティークコインも取り扱っております。

予算に応じて、まだお店に並んでいないコインも含めたご提案も可能です。

詳細はお問い合わせフォームをご利用ください。

 

※アンティークコインは趣味として買ったものが気付いたらプレミアになっていた、というのが基本です。確実に将来値上がりする、プレミア化するといったことは誰にも保証出来ません。

アンティークコインに興味が持てない場合は買わない、というのも選択肢の1つです。

タグ: ,

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。