1869年 スペイン 臨時政府 2ペセタ銀貨とは?

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某ドイツオークションのカタログを見て、ちょっとテンションが上がったGMです。

 

ドイツ語はまだまだ馴染みがなくて苦労しましたが、カタログはとても面白いものです。

 

 

この流れでドイツコインを紹介できればよかったんですが、スペインの銀貨をご紹介します。

 

1869年発行、2ペセタ銀貨です。

 

1868年~1871年の間、スペインは無政府状態になるのを防ぐために、一時的に仮の政府がありました。

 

9月革命と呼ばれており、ブルボン朝打倒宣言が行われましたが、そのままだと政府がない無政府状態になるため、一時的に臨時政府を設置しました。

 

 

その時に発行されたのが、2ペセタ銀貨です。

 

 

裏面にはスペイン語で「100個で1キロ」と書かれています。

 

 

実際、この銀貨は1枚10gしかないので、100枚集めれば1kgになります。

 

発行枚数も3,270,000枚と非常に多く、ペセタ自体が1998年まで発行されていたので、かなり一般的な通貨になります。

 

発行枚数は多いですが、状態の良いものは少ないので、高値になります。

 

 

ちなみに、最近ですとリビアとかソマリアが臨時政府が置かれていました。

 

 

名前を聞いただけでどんな状況に陥るとそうなるのか、何となくイメージが付くかと思います。

 

 

なお、銀の純度は83.5%とちょっと低めです。だいたいは90%+銅10%とかが多いのですが、ちゃんとした政府がなく、臨時でやっていた時代ですから、90%で作る余裕がなかったのかもしれません。

 

100%にすると強度が足りずに貨幣として使えないため、銅とかを混ぜることで耐久力を上げています。

 

 

今の時代は金貨・銀貨で買い物をする時代ではないので、100%純金で作った金貨があっても、普段の買い物で流通するわけではないので強度はあまり気にする必要がありません。

 

しかも今だったら、ほとんどが即スラブ入りするので、なおさらです。

 

 

そういった保護出来るものすら無かった時代を生き残ったアンティークコインだからこそ、価値があります。

 

 

このコインについて詳しくは下記をご覧ください。

https://gm-stores.com/coin/products/detail/129

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