PCGSについて

PCGSとは?


PCGSとは、Professional Coin Grading Serviceの略称で
アメリカの大手第三者コイン鑑定機関です。


世界中に鑑定機関は数え切れないほど存在しますが、その中でも
PCGSとNGCのグレーディングは非常に厳しいということで有名です。


また、PCGSでは鑑定士のコインの保有が禁止されています。

これは鑑定結果に公平性を持たせるため、鑑定士によってグレーディングに大きな差が
出ないようにするための対策とされています。

また、アメリカ以外にもアジア(香港)にも拠点を持っており、一部ページに関しては
公式で日本語化されています。

しかし、英語版サイトと見比べていくと意味が違っている場合がありますので、
出来るだけ英語版の公式サイトを見ることを推奨しております。

全てのページが日本語化されているわけでもないので、突然英語のページへ
移動してしまう、ということもあります。





グレーディングについて


グレーディングは70段階で評価されており、よく見かけるものはMS(Mint States)と
書かれているグレードです。

これは「流通用に作られた物だが未使用である」ことを意味します。

数字が低ければ低いほど、傷が多かったり表面が削れていたり擦り切れています。

中には本物だけど、状態が良くないためグレーディングが不可能と判断される場合も
あります。


グレーディング不可の場合でスラブケース入りを希望した場合、その理由がラベルに
記載されます。

そのため、ラベルを見たときに原因がひと目で分かるようになっております。

素人目には「どこがダメなのか」を説明されたところで分からないことが多いです。

その場合は、PCGSやNGC以外の鑑定機関に依頼することでグレードがつくことも
ありますが、信用度が一気に下がるため、グレードがついたところで意味はない、
と考えるのが無難です。


勉強用や実験として、PCGSのグレーディングの厳しさを実感するためにやってみる、
という方はいらっしゃいますので、試してみるのも1つです。


また、数字以外にも評価が付いていることもあり、特定のコイン特有の場合もあれば
広い年代で見受けられることもあります。

これに関しては、数が非常に多く把握しきれないというのが現状です。



スラブケースの特徴


PCGSのスラブケースは、日本国内でNGCと比べると人気が高いです。

その理由は「透明」であることです。

実際にスラブケースを見るとわかりやすいのですが、クリアなスラブケースが
コインの美しさを損なわせず、密封も出来るという特徴があります。

しかし、スラブケースに入れることでコインに直接触れることが出来ないので、
あえてスラブケースに入れない、という方もいらっしゃいます。


確かに、ケースに入っていないコインに直接触れることでしかわからない
事もたくさんありますし、あの独特の感覚は実際に触れることでしか、
理解できないと思っています。

スラブケースに入れる理由は、グレーディングもありますが「コインの保護」
にも一役買っています。

スラブケースは密封されているため、簡単に開封することが出来ません。

開封しようと思った場合は、ハンマー等でケースを破壊するしかありません。
しかし、ケース破壊によって中のコインを傷つける可能性も非常に高いので、
ケースを壊すなら、コインも傷つけてしまう「覚悟」が必要です。



スラブケースに入らない例


グレードがつかない場合、スラブケースに入れるか入れないかを選択できるように
なっており、グレーディングを依頼する際の申込用紙に選ぶ欄が設けられています。


そのため、グレードがつかない場合はスラブケースに入れないようにしてほしい
とすれば、スラブケースには入れられない状態で戻されます。


また、鑑定の結果、偽物と判断された場合はスラブケースに入りません。

あくまでスラブケース入りになるのは「本物」であることが最低条件です。


「本物」かつ「グレード」がついているのが、よく見かけるものになります。