アンティークコインの値段の決まり方

よくある質問の1つに、アンティークコインの値段はどうやって決まるのか?というのがあります。

 

ある程度取引実績のあるアンティークコインであれば、自然と価格も決まってきますが取引実績が殆ど無い場合、どうやってその価格になるのか、というのが気になる方が多いようです。

 

あくまで推測ですが、アンティークコインの価格の決まり方について考察してみました。

 

 

 

レア物は言い値で決まる

 

例えば過去の取引実績がなく、似たようなコインもなく、本当に一点物としか言いようがないレベルのアンティークコインがあった場合、値段はどうやって決まるのか?

 

参考になる物が一切ないので、正直な所、そのコインの「美しさ」によって決まります。

 

美しさ、といえばかなり曖昧な表現になってきますが、実際のところ、多くの人が美しいと思うものは値段が高くても売れますし、買う人もいます。

 

本当に一点物で比較対象が全く無い場合は、買う側がいくら持っているのか、その予算で売り手は納得するのか、という世界になります。

 

そうなると、「言い値」で売買することになります。

 

全く同じものを持っていたとしても、売り主のAさんが100万だといって、買い手のBさんが納得すれば100万円で取引できます。

 

逆にAさんが1億円の価値がある、これでも正直安いと説明して、買い手のBさんが1億円でも充分な価値がある、と判断して買えば1億円でも取引できます。

 

要は売り手が「どれだけの価値があるか」を伝えて、買い手が「納得」すればそれで売買成立です。

 

ぼったくりのように見えますが、お互い納得しているので外野がとやかく言う問題ではありません。

 

売買した本人たちが納得している、それならそれでいいのです。

 

ただし、後々同じようなコインが見つかった場合、前回の参考データとしてその価格が出てくるので2枚目以降は1枚目の価格次第で変わってきます。

 

 

 

古美術品の値付けは難しい

 

古美術品の値付けはとても難しく、レア物になればなるほど言い値の世界です。

 

大体のディーラーはある程度の高値で売っていることが多いです。交渉前提での価格、となります。

 

売る側も買う側も人間ですので、ちょっと手間ではありますが交渉することはとても大事です。

 

特に、今後もその相手と取引を進めていきたい場合は尚更です。

 

相手の言い値で買い続ければ、いざという時に思い切った交渉が可能です。

 

普段の付き合い方次第ですが、事務的な繋がりだけを持っておくというのはもったいないです。

 

個人的なつながりを持っておくことで、いざという時の交渉もやりやすくなります。

 

もしかしたら、もっと良いアンティークコインを紹介してもらえる、という場合もあります。

 

値付けが難しい商品だからこそ、売る側と交渉することです。